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5つの領域

 

『健康』 『人間関係』『環境』

 『言葉』『表現』

 
 
幼稚園教育要領は、この5つの領域を柱にして成り立っています。
 

その中から1つ選ぶ    クラスカラー

 
千鶴幼稚園では、各クラス毎に5つの領域から1つ選び、1年を通して集中的に取り組むことをクラスカラーと呼びます。
 
 

クラスカラーのねらい

 

@ まず得意分野を1つみつける
人には誰しも得意不得意な分野があります。しかし、まだ物事に苦手意識のない幼稚園児は、集中して1つのことができるようになると、自信がついて他の分野でも一気に成長することが多々あります。その特徴を活かし、幼い時に苦手意識を持たないよう教育すれば、卒園後の成長にも大きく影響を及ぼすことでしょう。
 
 
A 自由遊びを通した他クラスとの相乗効果
もちろん、例えば『表現』をクラスカラーに掲げたクラスは、1年間表現の分野しかしないというわけではありません。クラスカラーにはもう1つのメリットがあります。各分野に分かれて他のクラスや学年の園児が成長している様子に園児は興味を持ち、授業で身につけたことが自然に自由遊びの時間に伝わっていくのです。すると、違う分野に授業で取り組んだときも、全くの初めてというわけではないので、飲み込みが早くなります。そうしてお互いの成長に相乗効果が生まれるのです。だから、クラスカラー以外の分野での成長が遅れることもありません。
 
B 教員の質の向上
また、このシステムは教員の質の向上にも繋がります。新任のうちは、まず自分の1番得意な分野をクラスカラーにすることで、指導力を高めます。そして次の年、その次…… と経験を重ねながら、得意分野を増やしていくのです。本園には、今までの教員が行ってきたクラスカラーの成功や失敗例を記録したノートがあります。そのノートをもとに、教員は自分の経験以外の何倍もの教育知識を取り入れることができるのです。このシステムを通して、より良いカリキュラムを完成できるよう、日々精進しております。